置き配を間違えられたらどうする?誤配された・荷物がないときの対応を解説

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置き配の間違いに気づいたときは、荷物を勝手に動かしたり処分したりする前に、状況を確認して配送業者などへ連絡することが大切です。

「他人宛ての荷物が玄関前に置かれている」のか、「自分の荷物が配達完了になっているのに見つからない」のかによって、取るべき対応は変わります。

特に他人宛ての荷物は、間違って届いたからといって自分のものになるわけではありません。開封・使用・処分はせず、送り状などから配送業者を確認して連絡しましょう。

反対に、自分の荷物が見つからない場合は、置き場所や配達写真などを確認してから配送業者へ問い合わせます。順番に確認していけば、誤配なのか、別の場所に置かれているだけなのかを切り分けやすくなります。

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置き配を間違えられたら、まず何をすればいい?

最初に確認したいのは、荷物の宛先と配送状況です。置き配の間違いは、大きく分けて次の2つのケースがあります。

状況 最初にすること
自宅に他人宛ての荷物が置かれている 宛名・住所・配送業者を確認し、配送業者へ連絡する
自分の荷物が配達完了なのに見つからない 指定した置き場所や配達写真などを確認し、見つからなければ配送業者へ問い合わせる

似たようなトラブルに見えますが、自宅にある荷物が他人のものなのか、自分の荷物が見つからないのかで対応の方向が異なります。

他人の荷物が置かれていた場合

玄関前などに見覚えのない荷物が置かれていたら、まず送り状の宛名と住所を確認します。家族が注文した商品という可能性もあるため、すぐに誤配と決めつける必要はありません。

自宅の住所ではなく、別の住所や別人の名前が記載されている場合は、誤配の可能性があります。送り状などから配送業者が確認できる場合は、その配送業者へ連絡して指示を受けましょう。

この時点では、次のような行動は避けたほうが安全です。

  • 荷物を勝手に開ける
  • 中の商品を使う
  • 不要だと判断して捨てる
  • 本来の届け先を探して自分で届けに行く

配送の記録や荷物の回収などは配送業者側で確認できる場合があります。自分で解決しようとせず、まず連絡するのがわかりやすい対応です。

自分の荷物が別の場所に置かれた場合

注文した荷物が「配達完了」になっているのに玄関前にない場合も、すぐに誤配と決めつけず、指定した置き場所を確認します。

玄関前以外にも、宅配ボックス、物置、車庫などを置き場所として指定していることがあります。通販サイトや配送業者から配達写真が提供されている場合は、写真も確認しましょう。

それでも荷物が見つからない場合は、追跡番号や注文情報を用意して配送業者へ問い合わせます。国民生活センターも、置き配の商品が届かない場合には、まず配送業者へ連絡して配送状況を確認するよう案内しています。

配送業者への確認で解決しない場合には、購入した通販サイトや販売店への問い合わせも必要になります。詳しい確認手順は後ほど整理します。

他人宛ての荷物が置き配されていたときの対応

明らかに他人宛ての荷物だとわかった場合は、できるだけ荷物の状態を変えずに配送業者へ連絡します。

宛名と住所を確認して配送業者へ連絡する

荷物を開けず、外側から確認できる範囲で次の情報を確認しておくと、問い合わせがスムーズです。

  • 送り状に記載された宛名
  • 届け先の住所
  • 配送業者名
  • 送り状番号やお問い合わせ番号
  • 荷物が置かれていた場所

配送業者へは「自宅に自分宛てではない荷物が置き配されていた」と伝えます。そのうえで、回収方法などについて案内を受けてください。

なお、日本郵便が取り扱う郵便物については、一般的な宅配便とまったく同じ扱いとは限りません。誤って配達された郵便物には郵便法上の規定があるため、日本郵便へ連絡するなど、案内に従って対応することが大切です。

勝手に開封・使用・処分しない

自宅に置かれていたとしても、他人宛てとわかっている荷物を自分のものとして扱うのは避けましょう。

特に、中身を確認するために開封する必要はありません。配送業者へ問い合わせる際は、外側に記載されている情報で誤配であることを伝えます。

「いつ取りに来るかわからないから邪魔」という場合も、自分の判断で捨てるのではなく、配送業者へ回収方法やそれまでの扱いを確認するほうがトラブルを避けやすくなります。

自分で本来の届け先へ持って行かないほうがよい理由

送り状を見て「近所の家だから届けてあげよう」と考えることもあるでしょう。しかし、基本的には配送業者へ連絡して対応を任せるほうが安心です。

自分で荷物を届けると、配送業者側の記録と実際の受け渡し状況が一致しなくなる可能性があります。また、送り状の住所を頼りに知らない家を訪ねることは、受取人との思わぬトラブルにつながることも考えられます。

隣家など届け先が明らかな場合でも、自分で届けることを前提にせず、まず配送業者へ誤配を知らせて対応を確認しましょう。

自分の置き配が別の場所に届けられたときの対応

配達完了の通知が来ているのに自分の荷物が見つからない場合は、指定した置き場所や配達記録を確認し、それでも見つからなければ配送業者へ問い合わせます。

別の家へ誤配されたとは限らず、普段とは違う場所に置かれていたり、宅配ボックスに入っていたりする可能性もあります。順番に確認すると状況を整理しやすくなります。

配達写真や指定場所を確認する

まず、注文時や配送時に指定した受け取り場所を確認しましょう。玄関前だと思っていても、注文ごとに設定が異なっている場合があります。

  • 玄関前や玄関周辺
  • 宅配ボックス
  • 物置や車庫など指定した場所
  • 配送完了通知に記載された情報
  • 配達写真がある場合は、写真に写っている場所

配達写真が確認できる場合は、自宅の玄関や建物と一致しているかを見ます。ドアの色、床、壁、表札周辺などに明らかな違いがあれば、別の場所へ配達された可能性を配送業者へ伝える材料になります。

集合住宅では、部屋番号だけでなく建物自体を間違えている可能性も考えられます。ただし、写真から別の家だと思っても、自分で場所を特定して荷物を取りに行くのではなく、配送業者へ確認するほうが安全です。

追跡番号を用意して配送業者へ問い合わせる

指定場所や配達写真を確認しても荷物が見つからなければ、配送業者へ問い合わせます。

その際は、次の情報を用意しておくと状況を伝えやすくなります。

  • 追跡番号やお問い合わせ番号
  • 配達完了となった日時
  • 届け先の住所
  • 指定していた置き場所
  • 配達写真と自宅の状況が異なる場合は、その違い

問い合わせでは、「配達完了になっているが、指定場所に荷物がない」と具体的に伝えます。配達状況を確認してもらい、案内された対応に従いましょう。

この段階では、誤配だけでなく、指定場所の認識違いなども考えられます。「別の家に配達された」と断定するより、荷物が見つからない事実と確認済みの内容を伝えることが大切です。

配送業者で解決しない場合は購入先にも確認する

配送業者へ問い合わせても荷物が見つからない場合は、商品を購入した通販サイトや販売店にも連絡します。

購入先によって問い合わせ方法や対応条件は異なります。注文番号などを用意し、「配送状況では配達完了になっているが商品を受け取れていない」「配送業者にも確認した」といった経緯を伝えましょう。

返金や商品の再発送などが可能かどうかは、購入先や配送状況などによって異なるため、一律には判断できません。購入先から案内された手続きを確認してください。

間違った置き配を開封してしまったらどうする?

自分や家族が注文した荷物だと思い、開封してから他人宛てだと気づくこともあります。その場合は、さらに中身を使用したり処分したりせず、荷物をできるだけそのままの状態にして対応します。

他人の荷物と気づかず開けた場合

開封後に宛名の違いへ気づいた場合は、荷物の配送業者を確認して連絡しましょう。

問い合わせる際は、誤配された荷物であることに加えて、「自分宛てだと思って誤って開封してしまった」と事実をそのまま伝えます。開封したことを隠すために梱包を元通りにしようとしたり、中の商品を使用したりする必要はありません。

配送業者から回収方法などの案内があれば、それに従います。商品が破損してしまったなど別の問題が生じている場合も、自分だけで判断せず、その状況をあわせて伝えましょう。

日本郵便の郵便物を誤って開けた場合

日本郵便が配達する郵便物を誤って開封した場合は、宅配便の誤配と同じ感覚で処理しないよう注意が必要です。

郵便法では、他人宛ての郵便物を誤って開封した場合について、開封した旨などを表示し、署名または押印したうえで、郵便物を配達した郵便局へ通知するか、郵便差出箱へ差し入れることが定められています。

具体的な扱いに迷う場合は、自分で判断して処分せず、日本郵便へ事情を伝えて対応方法を確認するとよいでしょう。

誤配ではなく盗難の可能性があるときは?

置き配の荷物が見つからないからといって、必ずしも誤配とは限りません。正しい場所へ配達されたあとに荷物がなくなった可能性もあるため、配送状況を確認しながら切り分ける必要があります。

配達された形跡があるか確認する

まず、配送業者の追跡情報や配達完了通知、配達写真などを確認します。配達写真がある場合は、自宅の玄関や指定場所と一致しているかを見てみましょう。

確認するときは、次のような情報を整理しておくと役立ちます。

  • 配達完了となった日時
  • 配達写真に写っている場所
  • 指定していた置き場所
  • 家族などが荷物を移動していないか
  • 宅配ボックスなど別の場所に入っていないか

写真が明らかに別の玄関を示しているなど、誤配が疑われる場合は配送業者へその状況を伝えます。

一方、配達写真などから正しい場所へ置かれた可能性が高いにもかかわらず荷物がない場合は、誤配以外の可能性も考える必要があります。

盗難が疑われる場合は警察への相談も検討する

配送業者への確認で正しい場所へ配達されたことが確認でき、それでも荷物が見つからない場合は、盗難の可能性も否定できません。

盗難が疑われる場合は、購入先や配送業者への連絡に加えて、警察への相談も検討しましょう。緊急の事件・事故ではない相談であれば、警察相談専用電話「#9110」や最寄りの警察署を利用できます。

防犯カメラやインターホンの録画がある場合は、該当する時間帯の映像が残っているか確認しておくことも考えられます。ただし、自分で犯人と思われる人物を探したり、直接問い詰めたりするのは避けましょう。

また、荷物が見つからない段階で盗難と決めつける必要はありません。配送場所の間違いや家族による移動などの可能性を確認したうえで、状況に応じて相談先を判断します。

置き配の間違いが解決しないときの相談先

配送業者へ問い合わせても解決しない場合は、購入先の通販サイトや販売店にも連絡します。注文番号、追跡番号、配送業者へ問い合わせた結果などを整理して伝えると、状況を説明しやすくなります。

配送業者や販売店とのやり取りを行っても解決せず、契約や補償などをめぐってトラブルになった場合は、消費生活センターなどへ相談する方法もあります。

消費者ホットライン「188」に電話すると、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口につながります。

置き配トラブルの相談先は、状況によって次のように整理できます。

状況 主な連絡・相談先
他人宛ての荷物が置かれている 荷物を取り扱った配送業者
配達完了なのに自分の荷物がない 配送業者、必要に応じて購入先
配送や購入をめぐるトラブルが解決しない 消費生活センターなど
正しく配達された荷物の盗難が疑われる 警察への相談も検討

どこへ連絡する場合でも、注文番号や追跡番号、配達完了日時、配達写真、これまでに問い合わせた内容などを残しておくと状況を説明しやすくなります。

「誤配された」「盗まれた」と最初から断定するのではなく、確認できている事実を伝えながら対応を進めることが大切です。

置き配の間違いで迷いやすい疑問

置き配の誤配では、「近所の荷物なら届けてもよいのか」「配送業者がわからないときはどうするのか」など、対応に迷うことがあります。ここでは、本文で扱いきれなかった疑問を整理します。

隣の家の荷物なら直接届けてもいい?

隣の家など、本来の届け先がわかる場合でも、まずは配送業者へ誤配を知らせて対応を確認するのが無難です。

自分で届けてしまうと、配送業者が誤配の事実や荷物の所在を確認しにくくなる可能性があります。また、面識のない相手の場合は、突然訪問することで思わぬトラブルになることも考えられます。

善意で届けようと急がず、荷物に表示されている配送業者へ連絡しましょう。

配送業者がわからない場合はどうする?

まずは荷物の外側にある送り状やラベルを、開封せずに確認します。配送業者名や問い合わせに使える番号が記載されていないか探してみましょう。

それでも配送業者を特定できない場合は、荷物を勝手に開封・処分せず、確認できる情報をもとに対応を検討します。日本郵便の郵便物であることがわかる場合は、最寄りの郵便局などへ相談できます。

なお、自分が注文した荷物について配送業者がわからない場合は、購入した通販サイトの注文履歴や発送通知を確認すると、配送会社や追跡情報が表示されていることがあります。

誤配された荷物はいつまで保管すればいい?

「誤配された荷物は一律で何日保管すれば処分してよい」と考えるのは避けましょう。荷物の種類や配送方法などによって事情が異なるためです。

他人宛ての荷物に気づいたら放置せず、配送業者がわかる場合は早めに連絡し、回収方法やそれまでの扱いについて確認してください。

配送業者へ連絡した日時や案内された内容を記録しておくと、その後も回収されない場合に状況を説明しやすくなります。自己判断で開封、使用、処分するのではなく、案内に沿って対応することが大切です。

置き配を間違えられたときの対応まとめ

置き配の間違いが起きたときは、他人の荷物が届いたのか、自分の荷物が見つからないのかを確認するところから始めます。

  • 他人宛ての荷物なら、開封・使用・処分せず配送業者へ連絡する
  • 自分の荷物が見つからないなら、指定場所や配達写真などを確認する
  • 確認しても見つからなければ、追跡番号などを用意して配送業者へ問い合わせる
  • 配送業者で解決しない場合は、購入先にも状況を伝える
  • 正しく配達されたあとに盗難に遭った可能性がある場合は、警察への相談も検討する
  • 配送や購入をめぐるトラブルが解決しない場合は、消費生活センターなどへの相談も選択肢になる

特に、他人宛ての荷物を自分で届けたり処分したりして解決しようとしないことが重要です。配送業者へ誤配を伝え、案内された方法で対応しましょう。

自分の荷物がない場合も、最初から誤配や盗難と決めつけず、配達写真や指定場所、配送記録を順番に確認します。確認した内容を残しておけば、配送業者や購入先への問い合わせもスムーズに進めやすくなります。